投資の話って、いっぱい聞くけど、何か罠なのかな?怪しい話しか聞かない・・。だけど、安全に少しでもお金を増やす方法は無いだろうか?給料は上がらないし、将来を考えたら不安でしょうがないよ。
今回は、こんなアナタの疑問にお答えできると思いますよ。
こんな人は必見です。
- たった数万円の定期預金感覚で投資をはじめてみたい人
- 将来が不安で貯金はしているけど増えていかず、悩んでいる人
- どれが危険でどれが安全な投資方法が知りたい人
- 株式投資で一度でも手痛い失敗した人
読んだら何が得られるか
- この世で最強の投資方法!?
- あなたが散々見てきた、うさん臭い投資の概念が崩れる。
- ほったらかしでもお金が増えてしまう事実。
- 世界経済にも目を向けられるカッコイイ人間に成長できてしまう。(笑)
この記事を書いている私たちも、最初から成功した訳ではありません。イヤ〜〜な失敗をして、ここにいます。
アナタも過去に痛い失敗しかもしれませんし、これから投資を始める初心者の方かもしれませんが、
この「VTIが最強だね!」と思った理由を聞いて、少しでも投資に踏み出せていただけたら幸いです。
それではまず、私たちの痛い失敗談から聞いて下さい。
【目次】
この記事を書いた人
・ともぞー
【プロフィール】
株で失敗した経験から、トレードから撤退。ほったらかしVTI投資で資産構築中。
僕の恥ずかしい人生 → 先の見えない人生を怖がっていた「ともぞー」
・yukiko
【プロフィール】
VTI積立て命・少額でリップル保有中・トルコリラ塩漬け中・わが子、ハムスター、川柳好き♪
私の恥ずかしい人生 → 「私って引っ越しの多い人!?」
私たちの痛い投資失敗談
・ともぞーの失敗
では、とてもはずかしい話ですが、僕の投資失敗談を少し。
投資をはじめたきっかけは、「給料も増えず将来が不安で、なにかお金が増えるものはないか?」という思いからでした。
いろいろ本を読んでいくうちにリスクが少なくて数百円から積立貯金感覚ではじめられる投資信託ってのを知り、やってみる事にしました。
大きくは増えませんでしたが、少しずつ増えていく感覚にニヤニヤしていました。「投資ってすごい・・。」
人間はダメですね・・。そうすると欲が出ます。「もっと増えるものは無いか・・。」そして、株式投資をはじまめす。
数日の短期トレードで、そこそこの利益を出し、「いい情報はないか?」と雑誌を読んだり、探しまわります。
まったくそのころは知識なんて恥ずかしいものでしかありませんでした。
ちょうどその時、ツイッターでテレビに出演していた東大卒の某投資家さんのツイートを目にします。
「この株買い!ダメだったら私脱ぐ!」なんて言ってたけかなぁ・・。
すごい気合の入れよう。ちょっとお試しで100株買ってみると、ものすごい上昇。
買い足したりしても上がっていく、まさに夢のようでした・・。
そしたら、どうなったと思います?ズドーーーン!急降下〜。
250円くらいの株が、今や50円。トホホ。
当時は企業価値を見る知識もなく、ただ、人の情報に流されただけでした。
今なら、こんな会社の株なんて買わないでしょう。
財務状況とか見ていると、いずれ、この会社は潰れるんじゃないかなぁ?とさえ思っていますが、ちょっとおもしろ半分で放置しています。
この会社潰れたら0円ですね。
もうマイナス10万5000円・・・。
さぁ・・。どうなることやら。
こうならない為にも、根拠ある投資知識を入れておく必要がありますね!
・yukikoの失敗
私もたくさん失敗しています。
10年ほど前に銀行預金をおろし、大手証券会社に預けてから営業さんにすすめられるがまま国債を買ったり投資信託を買ったり乗り換えをしたりしました。
けれども現在このお金は増えるどころか減ってしまっています。
一番の失敗は、「個人向け国債は利率が少ないですよ。利率の良い債券に乗り換えませんか?」と、2014年当時の営業さんからの甘いトークに誘われて、トルコリラ建ての債券を購入したことでした。
利率は8%を超えていてとても良さそうに思えました。
しかし、上昇するかと思われたトルコリラはその後徐々に下落し始め、2016年にはクーデターもあってガタ落ちしてしまい、現在半分以下の価値になっています。
債券は今年償還されたので、半分の価値になったトルコリラが口座にあり、塩漬けされている状態です。
全くアベノミクスに関係のないところに投資しており、上昇に乗れませんでした。笑
また3年ほど前に投資仲間が欲しくて日経225オプションのテンプレート式投資法という塾に入っていたのですが、値動きが激しくて心臓にわるいし、投資資金が半分になってしまったのでやめました。
散々な結果で心底落ち込みました。
そもそも、あなたにとって投資とは何でしょうか?
・安心な貯金で、お金が増えると思ってない?
<yukiko>
小さい頃から親や周りの人たちに、「お金を貯めることは大切なこと」と教わってきませんでしたか?
「ただお金を貯金しているだけでは、お金の価値が減っていく」ということを耳にするようになりましたよね。
世界はすでに毎年約2%づつインフレが起きており、日本でも日銀は2%のインフレを目標としているので、貯金してても現金の価値は減っていきます。
ではどうしたらいいのでしょうか?投資するほうがいいのでしょうか?
いろいろ考えてしまいますよね。
・もしかして投資について勘違いしてませんか?
<yukiko>
いわゆる「投資」というと、ちょっと危ないものと感じる人が多いかもしれません。
「甘い投資の話しにのってしまって大損した」もっとひどいと「自己破産した!」などなど。
「投資」にはこんなイメージがつきまとっています。
だから、「投資をしないで、お金は銀行に預けておくほうが安全だよ」というのが世間の一般常識みたいに感じるのかもしれません。
事実、9割以上の投資家が市場から撤退させられています・・・。
<yukiko>
投資には、株式、FX、不動産などいろいろな方法があります。
最近では仮想通貨なんてのも話題になりましたよね。
一般的にはこれらで利益を出すのは、専門の知識を必要とし、絶えず相場環境を見ていないといけないので難しいと言われています。
そして投資をしている9割が損をしていると言われているのは、ほとんどが短期売買の人たちのことです。
売買タイミングを狙った投資家は10回中2〜3回は当てられることがあるでしょう。
でもその数倍はハズしてしまって、圧倒的な大損を抱えて市場から退場する人もいます。
通貨に投資するようなFXは、時間があってずっと相場(チャート)を見ることができるような人にしか不向きです。
なぜなら値動きが激しいので。
仮想通貨においては、わからない事がありすぎて、ギャンブル的ですね。
不動産投資も自分で勉強していかねばなりません。
資金もまとまったものが必要でしょう。
・価格ではなく価値!!
<ともぞー>
本当の利益につながる投資とはどんなものでしょうか?
世界的に有名な億万長者の投資家、ウォーレン・バフェット氏の言葉にこんなものがありますよ。
動画を参照下さい。
ウォーレン・バフェット氏は、現在でも株を買い続けているという。億万長者のバフェット氏が投資戦略について語る。 https://t.co/dhRhzfcpg3 pic.twitter.com/DWJsuE3fOc
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) September 11, 2018
「価格とは、何かを買うときに支払うもの。価値とは、何かを買うときに手に入れるものです。」
この場合の価格とは株価を意味し、価値とは企業の価値のことです。つまり、
価格=株価(市場でつけられる値段)・・・ 需給で上下(暴落、暴騰もある)
価値=企業の収益価値や資産価値 (企業が収益の大部分を再投資すれば上がる)
ということですね。
<yukiko>
「投資はみんなが買っているから自分も買うんだ!」という思考や発想では成功できないということです。
「みんなは今、あの株を買っている。自分も乗り遅れないように買っておかなくちゃ。
そう考えた後で買ってみたら、株価の下落が始まった・・・」
こんなことはアルアル話しで、実際、投資初心者にはよくあることではないでしょうか?
コレって、ともぞーさんの失敗談ですよね・・。笑
・長期間に渡り株を持ち続ける投資家は誰も損をしていない。
<ともぞー>
短期間で売買をしたりする、いわゆる短期トレード、仮想通貨やFXでは失敗して大損したっていう人の話をよく聞きませんか?
短期ではなく、長期的に株を持ち続けていたらどうなると思いますか?不安なイメージがありますよね。
めちゃくちゃ大損しそうなイメージもありますよね・・。
ずっと持っていたら損が膨らむような。
でも、未来の事って予想できますか? 明日、あなたの人生にどんな転機が訪れるか想像できますか?無理ですよね。
では、過去に学ぶ、歴史に学ぶって事が重要になってくると思います。
人間は、過去の失敗例や成功例から未来を予想しています。
過去に目をむけてみましょう。
といっても・・・。
調べるのめんどいなぁ・・。
どれどれ・・。うげっ!2200円もする、この本。
こんな本メルカリで安く買えばいいかぁ・・。
「え〜〜っ、無い!」・・・。
しかたないAmazonで買うかぁ、これも自分のため、読者さんため。
買って読んでみると、この本めちゃくちゃ有益でした。
根拠ある情報が満載。僕のバイブルになりました。
アメリカで著名な経済学者 ジェレミー・シーゲル博士が調べた研究の中に大変興味深い内容がありました。
博士は、1802年に 株、国債、金、ドルの4種を1ドル分購入したと仮定し、約200年後の2003年にどうなったか?を調べています。(下図参照)
これを見たら、一目瞭然ですよね・・。
200年に渡る長期で株を持ち続けた場合、圧倒的に価格が上がったのは株でした。
200年後、1ドルが59万7485ドルになっています・・。
まぁ200年なんて生きられないですけどね。
この間には、恐慌があり、戦争があり、金融危機があり、2001年には記憶に新しい同時多発テロがあったわけですから、その期間、大暴落が起こったにもかかわらず、値をもどしてきた背景があります。
そして、注目すべきは、どの期間でも株式の平均リターンは年率6.5〜7%ですから、10年ごとに価格が倍になっている点です。
長期間、株を持ち続けた投資家が損していない事はおわかりいただけますよね。
・投資初心者にはどんな投資方法が良いの!?
<yukiko>
世界のお金の9割は、株式会社の発行する株券で成立している金融マネーであり、残りの1割を奪い合っているのが現実だといいます。
つまり、9割の金融マネーに投資しない限り経済的な恩恵は大きくは得られないということになります。
出典:【第3話】世界のマネーは1:9 株をやらないといけないわけ【人生投資家Program】
では、株式で安全に投資する方法はないのでしょうか?
VTIが最強な理由【VTI理論編】
・我が国の日本株を購入するのはどうでしょうか?
<yukiko>
株が投資対象としていい事はわかりましたが、日本株を買って長期的に保有したらどうでしょうか?それには、将来日本がどうなって行くのか考えてみる必要がありますね。
どんなイメージがあります?私達の給料ってどうでしょうか?なかなか上がりませんよね。
景気が良くなっている実感すらありません。
結婚しても夫婦共働きというご家庭も多いですよね。
子供が欲しくても「時間が無い」「お金が無い」ではありませんか?
「子供は可愛いし、欲しいけど、お金や時間に余裕がないから不安・・・。」
よく「少子化」って話を耳にしますし、子供が少なくなって、「高齢化社会」なんて聞きますよね。
では、実際にどうなっていくのか?人口動態を考えてみましょう。
日本の場合はすでに周知の事実ですが、少子高齢化の流れが止められません。
少子高齢化により社会保障費が増え、労働人口の減少による企業の生産力は低下するでしょう。
日本自体の国力が下がり、税金は上がり、給与などの入るお金が減り消費者の生活水準が下がり、消費が減る。
すると企業業績が悪くなり株価に影響すると負の連鎖につながります。
これでは株価上昇は難しいですね。
また、日本株に投資している大口投資家は機関投資家も含めほとんどが外国人投資家であることも知られています。
「景気がよくならない!」と思ったらすぐ手を引いてしまいますよ・・・。
そうなったら株価が下がる事は想像がつきますね。
次の図は日経平均の長期チャートです。
実際に日本の株式動向を表す日経平均株価の推移を見ても、長期にわたり右肩上がりとは言えませんよね?
出典: https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/
(2018/12/12時点)
・米国株のほうが有利!?
<yukiko>
先ほどの日本株に対して米国株はどうでしょうか?
米国株というのは米国で株式上場している企業のことですが、実はいろいろな国の企業が米国で上場しているのです。
本社を世界で一番大きな株式市場の米国に置き、世界で営業をおこない、世界で利益を上げていくビジネスモデルです。
中国で有名な実業家ジャック・マー氏が率いるアリババというインターネット通販会社がありますが、こちらも米国株式に上場しています。
聞いたことがあるのではないですか?
GoogleやAmazonを、みなさんも毎日使っていませんか?世界的にインフラ整備をして世界中のユーザーを取り込んでいるグローバル企業ですよね。こちらも、もちろん米国です。
日本株については、人口動態から検証しましたので、日本と米国をくらべてみましょう。
人口増加率をグラフで比較してみました。
赤が日本、青が米国です。
一目瞭然ですよね・・。
先進国は世界的に高齢化していますが、米国は横ばいで2017年で0.71%、一方、日本はマイナス0.16%・・。
米国は移民の国というだけあって、世界各国から人々が集まってきますし、国土も広いですからなおさらですね。
最近では、仕事を求めて南米からやってくる移民問題も指摘されるくらいですから。
では、実際の株価の長期チャートをみてみましょう。
下図は1998年から2018年までの長い期間ですが、2000年あたりのITバブルで暴騰や暴落をしましたが、基本的には安定して右肩あがりだというのがおわかりいただけますね。
REF: http://www.daiwa-am.co.jp/ifree_series/next/nasdaq100.html
この世で最強の投資方法とは?一つの有力な答えがこれです。
<yukiko>
米国株が有利という点は、ご理解いただけたかと思いますが、最後にGDPで全世界を見てみましょう。
GDP比率で世界の株を買うという方法があります。(GDPとは国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額の事で、国内の景気をより正確に反映する指標)
GDPが大きければ、景気がよいと判断できますので安心して投資できますね。
では、全世界のGDP比率を見てみましょう。
出典:https://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/gdp-graph_a_23457728/
わが国、日本はなんと6.1%・・。
意外と少ないですね。そして、いちばん大きいのは24.3%の米国です。
なんだか、日本株が安心だと思っていたかもしれませんが、今はインターネットが盛んな時代でボーダーレス化が進んでいます。
ここはもう少し踏み込んで、「国」という考え方よりも、「世界で営業する会社の株」と考えてみてはどうでしょうか?
そう考えると、日本で所得を得て「世界で営業をしている株」に投資するのが一番良さそうな感じがします。
「世界で営業する株」とは、私たちの生活の中で有名なものは、GoogleやAmazon、Facebookなどの株がそれにあたります。
それらが株式上場している米国株が株式の中では最強ではないかと思われます。
・確実に資産が増えていく市場と、無くなるかもしれない市場。
<yukiko>
確実に資産が増えていく市場といえば、それは米国株式市場だという事がおわかりいただけましたでしょうか?
一方、資産が無くなるかもしれない市場といえばどこでしょうか?残念ながら日本株式市場はこれに入りますね・・・。
賢い人なら一択しかない。
答えはそこにあからね。
・個別株より投資信託がいい理由
<ともぞー>
日本株と米国株の違いがわかったところで、米国株のどれを買ったらいいのかという話になりますが、素人がいきなり株式投資を個別株でするというのは少々無理がありますよね。
個別株に投資するというのは、たとえば、自動車で有名なトヨタの株だけを買うというもの。
株式投資を習得するにはチャートを読めることは必須であり、ほかの勉強にもかなりの時間がかかります。
そもそも成功するとは限りません。
それに、毎日ヒヤヒヤです。
経験談になってしまいますが、仕事中も株価が気になって落ち着かない、休憩時間はスマホでチャートを眺めては、一喜一憂。
まさしく中毒です。
そういう方には投資信託がベストチョイスとなります。
投資信託とは、みなさんから預かったお金を適切な株に、プロの投資家が投資してくれるものです。
株の初心者が投資するよりも安心ですよね?
事実、僕の投資経験のなかで安定的に利益を上げているのは投資信託です。
・どんな投資信託がいいの?
<yukiko>
投資信託にはさまざまな商品があり、選び方にはいくつかの条件があります。
そして投資で利益を上げるには、長期で運用することが必要だという事実。
投資信託は証券会社で購入できます。
毎月自動で定期的に買い付けていく方法をとると、
ほったらかしでも大丈夫です。
株式トレードのように相場に張り付かなくても、完全放置でお金が増えていくって、素敵じゃありませんか?
ただし、なんでもメリットだけはありませんよね?投資信託はプロの投資家に任せるので、手数料が発生してしまいます。
お金を借りた方なら感覚がわかると思いますが、毎年、投資金額に対して信託報酬という名の手数料が何%か引かれてしまうのです。
なので、できるだけ手数料が少ない投資信託を選ぶ必要があります。
投資信託は主に2種類あります。
インデックスファンドとアクティブファンド。
インデックスファンドは、株式市場の指数に連動するように機械的に投資していくファンド。
人の手があまり入らないので信託報酬(手数料)が安い。
アクティブファンドは株式市場の指数よりも高い成果を得るために、時間をかけ情報をあつめ優秀な銘柄を選び投資するもの。
独自判断でプロの投資家が介在するのでコストがかかり信託報酬(手数料)が高い。
アクテイブファンドは儲かりそうな気がしますが、手数料が高い点で、長期保有に向きません。
それにプロと言っても人間ですので必ず良い成績を上げられるとも言えないのです。
そして、驚くべき事に、アクテイブファンドはインデックスファンドに負けています。これが事実。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスという会社がSPIVAで、アクティブファンドとインデックスファンドの勝率を公開しています。
2018年現在、1年運用したアクテイブファンドの63.46%はインデックスファンドに負けています。
3年運用だと78.64%、5年だと76.49%長期になれば差が歴然です。
なので、信託報酬(手数料)が安く、指数に連動したインデックスファンドがおすすめです。
もう一度、米国株式のグラフを見てみましょう。
REF: http://www.daiwa-am.co.jp/ifree_series/next/nasdaq100.html
米国株式には、いろいろな指数がありますね。
インデックスファンドを選ぶにしても、どの指数に連動したものがいいのでしょうか?
NASDAQ100指数、NASDAQ総合指数ともに上位に位置していますので一見してNASDAQに準ずる投資対象とするのが最も良さそうに見えます。
ところが、全米の銘柄4000近くある中でたった100銘柄しかないナスダック100指数は、極めて価格変動が大きく不安定です。
結果、毎月積立投資の方法には向きません。(例えば短期的に株価が上昇したときに買ってしまった場合、その後株価が下落する分だけ損することになりますよね?)
構成銘柄が多ければ多いほど、価格変動が少なく安定しやすいです。
また、NASDAQ銘柄全体に対応するインデックスファンドは現時点では存在しません。
そしてダウジョーンズ工業株価平均は銘柄数30社と極めて少なく、これも積立投資対象から除外されます。
最後に残ったのはS&P500。
構成銘柄も500社ありますから、一番安定的です。
出典:https://liberaluni.com/rakutenvti-shoukai080622
出典:https://crypto-theta.com/active-vs-index/
・バフェットの推奨するS&P500よりVTIをオススメする本当の理由
<ともぞー>
億万長者で世界一の大物投資家ウォーレン・バフェット氏は、自分がなくなった後の資産の管理について、家族がしっかりとした資産を運用できるように奥様に次のような遺言を残していると言われています。
「資産の90%はS&P500、残り10%は政府短期国債に投資せよ!」
ふむふむ、「バフェットが言うなら、やっぱりS&P500に投資しておけばOK!」
ちょっとまって下さい。
それで本当に大丈夫?「自分で考えなければ投資は成功しない!」ですよ。
それよりもバンガード社のS&P500(VOO)ではなくて「バンガード・トータル・ストック・マーケット・ETF(VTI)」ってのをオススメしますよ。
【バンガード社とは?】
バンガード社は超低コスト(手数料)で世界最強の運用会社と言われております。
それは、こんな理由からです。
このバフェット氏が推奨しているS&P500とVTIとのパフォーマンスはどの程度違っているのでしょうか?
【チャートのパフォーマンスがほぼ同じ】
比較は次の通りです。
濃い青色がVTIで水色がS&P500です。
グラフの形状は似ていますが、VTIとS&P500は、ほぼ同等のチャート形状で右肩上がりをしています。
【運用報酬(手数料)が同じ】
S&P500(VOO)もVTIもお互いに運用報酬は0.04%と低コスト。
チャート形状は右肩あがり、運用報酬も抵コストで同等です。
迷いますよね?それでは、VTIの本当の良さはどこにあるのでしょうか?
VTIをおすすめする理由は、S&P500(VOO)には、次に説明する2つの欠点があるからです。
これによって、価格変動が大きく、安定感を重要視する長期の積立投資には向かないのです。
【S&P500は、頻繁な銘柄入れ替えをする】
S&P500は毎年銘柄入替を行っています。
頻繁な銘柄入替はパフォーマンスを下げる原因となるそうです。
なぜかというと、S&P500から除外される銘柄は株価が停滞してしまっているそうですが、もともとはS&P500に選ばれるだけの企業ですから、後に上がっていく企業価値を持っているのに外してしまう。
その結果、入れ替えた銘柄さえあがっていかないといった要因です。
【S&P500は、大型株にしか投資していない】
S&P500は、500銘柄の大型株にしか投資を行っていないため、リターンが大きく出やすい小型株が構成銘柄に入らないです。
逆にVTIは3600銘柄と小型株も含めて米国株式のほぼ全ての銘柄に幅広く分散投資しています。
【じゃあ、なぜVTIにバフェットは投資しないのか?】
では、なぜバッフェットはVTIに投資しないのか?バフェットの資産総額は756憶ドル(約8.5兆円)と言われています。
VTIの純資産は12兆円。
資金が大きすぎるので出来高が大きくなり、VTIに投資出来ないといった訳です。
出典:https://kamakura-kenbutu.com/recommended-etf-vdi/
出典:https://www.sbisec.co.jp/
VTIのメリット、デメリット
<ともぞー>
どんな事でも必ずメリットとデメリットが存在します。
ここで簡単に、VTIの2つの側面について説明しておきますね。
分散投資している分、一気に大勝は出来ないが平均点は継続して取れる。
一気に大きく儲ける事が出来ない。
VTIは、3600銘柄分散投資をしているので、当然いい銘柄もあれば悪いものもあります。
大きくは値上がりする事はありませんが、長期で持ち続けるにはリスクが少なく安全であると言えます。
長期で持ち続ければ損をしないという事はおわかりかと思いますので、まさにベストチョイスですね。
VTI構成銘柄の信頼性
<ともぞー>
VTIの上位構成銘柄についてお話しておきましょう。
誰でも知っている世界を代表する有名企業が名を連ねています。
聞きなれないアルファベットという名の会社は、皆さんご存じ、検索エンジンgoogleの親会社ですよ。
出典:https://www.vanguardjapan.co.jp
【アップル】
アメリカのデジタル機器メーカーで、パソコンのマック(マッキントッシュ)、音楽プレーヤーのiPod、スマートフォンのiPhone、タブレットのiPadなどを開発しました。それぞれの機器を動かすOSやiTunesなどの各種ソフトも自社で開発しています。
【マイクロソフト】
世界最大級のアメリカのコンピュータ・ソフトウェア会社。本社所在地はワシントン州レドモンド。皆さんおなじみのOS Windowsを制作しています。
【アマゾン】
世界最大級のインターネット上のオンラインストア(電子商取引システム)。本社はアメリカ、ワシントン州シアトル。
【フェイスブック】
アメリカ合衆国のソーシャルネットワーク・サービス SNS会社。2004年にハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグ,ダスティン・モスコビッツ,クリス・ヒューズによって設立された。本社はカリフォルニア州パロアルト。利用者は自己紹介文を作成し写真を掲載して登録を行ない,既存のネットワークに加入したのち,新たなネットワークをスタートさせる。
【JPモルガン・チェース】
アメリカの銀行持株会社。バンク・オブ・アメリカ、シティグループと並ぶアメリカの巨大銀行持株会社の一つ。2000年、ロックフェラー系の銀行持株会社チェース・マンハッタン(当時全米第3位)とモルガン系の銀行持株会社J・P・モルガン(同5位)とが合併して誕生した。
【バークシャー・ハサウェイ】
ウォーレン・バフェット氏が会長CEOを務め、経営している投資会社。アメリカ合衆国ネブラスカ州オマハに本部がある。1888年に創立された綿紡績事業会社のハサウェイ製造会社(Hathaway Manufacturing Company )を源流としている。
【アルファベット】
Alphabet Inc.(アルファベット)は、2015年にGoogle Inc.及びグループ企業の持株会社として設立された、アメリカの多国籍複合企業である
【ジョンソン&ジョンソン】
ジョンソン・エンド・ジョンソン(英: Johnson & Johnson)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューブランズウィックに本社を置く、製薬、医療機器その他のヘルスケア関連製品を取り扱う多国籍企業である。
【エクソンモービル】
エクソンモービル(英:Exxon Mobil Corporation)は、アメリカ合衆国テキサス州に本社を置く、総合エネルギー企業である。石油メジャー最大手であり、スーパーメジャーと呼ばれる6社の内の一社である。
VTIの買い方【VTI実践編】
・「良い株は、果てしなく上がり続ける」 だから毎月積立がおすすめ。
積立を推奨しています。
価格ではなく価値が上がり続けるものは、毎月一定額決まった額を買い続けるのであれば暴落も暴騰も関係ないです。
・毎月ドルコスト平均法が良い理由
<ともぞー>
ドルコスト平均法って知っていますか?
聞き慣れない言葉ですが、ドルコスト平均法を簡単に説明すると「積み立て」のことです。
先の事は誰しも確実に予想する事はできません。
仮に自分はこの株が安い!と思って持って、お金を全額を投資したとします。
もしそこが最高値だったら、どうすることもできません。
あとは下がるばかり、悲惨な結末です。
もちろん、自分では安値だと思って資金を投じるわけですが、市場の先行きは誰にもわからないのです。
「安いと思って買ったら高値だった」ということはよくある話です。
僕は、これで大失敗をしました・・。
そこで、毎月一定額を分けて投資します。
なので、高値の時は少ない量の株しか買えませんし、安値の時は多く買える。
このように、時間をかけて買付を行うことで、バランスよく平均的な位置で買うことができるのが、ドルコスト平均法という投資の手法です。
大勝もないが、大負けもなく、リスクが少なく長期で投資するには向いています。
出典:https://oneinvest.jp/dollar-cost-merit-demerit/
・引き出さず、分配も受けず、ひたすら再投資することで複利が効く!?
<ともぞー>
分配金は再投資がよいのか、受取りがよいのか?分配金とは、簡単に説明すると1年間の運用で儲かった分のお金がもらえるというもの。
それでは、分配金を再投資するのがよいのか、受け取るのがよいのかを比較してみましょう。
【分配金再投資のメリットとデメリット】
・メリット
分配金再投資のメリットは、複利効果を得られることです。
投資信託は分配金額の支払回数が少なければ少ないほど、複利の効果を得られやすくなります。
・デメリット
一方で、分配金再投資は、売却(解約)しなければ最終の損益が確定しない点がデメリットだと言えるかもしれません。
運用中は評価益がでていても、売却する直前に大きく値下がりすれば、最終的な損益はマイナスということが起こり得ます。
【分配金受取りのメリットとデメリット】
・メリット
分配金受取りのメリットは、運用を継続しながら運用成果を実感できる点です。
毎月分配金を受取れれば、運用がうまく行っていることを感じられます。
・デメリット
好況時に運用がうまく行っている時は分配金が支払われ続けますが、市況が悪化し、投資信託の基準価額が下落すると、分配金が減額したり無配になることがあります。
【結局、「毎月分配型」と「再投資型」どちらがいいか?】
「毎月分配型」と「再投資型」、どちらを選択した方が良いのでしょうか。
ズバリおすすめは、「再投資型」です。
「毎月分配型」は、複利効果を生かせず、さらに、運用成績が悪い場合でも、無理やり分配金を支払う(元本を切り崩す)ため、結果的には利益を最大化することはできません。
複利の効果を利用して、長期的に資産形成したいと考えている方は、「再投資型」を選ぶようにしましょう。
【複利とは?】
複利(ふくり)とは、複利法によって計算された利子のこと。
複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。
したがって、各期の利子が次第に増加していく。
複利の効果とは、簡単に言うと、もうけた利益がさらに利益をうみ、雪だるま式に増えていく効果のこと。
出典:https://www.fpwoman.co.jp/contents/knowledge/8876
出典:https://www.tateru-funding.jp/magazine/2018/02/19/2675
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%88%A9
・積み立てと暴落時に一気に大金を入れるのはどっちがいいの?
<yukiko>
積立ではなく暴落時に一気に購入するのはどうでしょうか?儲かりそうですよね・・・。
でも、まず暴落がいつ起こるか、どれぐらい暴落するかは予測できませんよね? 買いのタイミングを計ることは難しいことですね。
・未来を予想してみませんか?VTIシュミレーションの方法
<ともぞー>
VTIの設定来リターン7.15%を期待リターンに入力。
各個人で想定する積立額を入力してシュミレーションを行えますよ。
出典:https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VTI_JP.pdf
出典:http://guide.fund-no-umi.com/tools/comp.html
・VTIは何処で購入したらいいの?
<yukiko>
VTIはどうやって購入するのでしょうか?
購入方法は以下の2種類だけです。
①「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」を購入する方法。
「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」とは楽天投信投資顧問(株)とバンガード・インベストメンツ・ジャパン(株)が組んで作っているファンドです。
このファンドの投資対象はVTIです。
つまりこの商品を買うことでVTIに投資することと同じ意味になります。
【特徴】
1.購入時手数料が無料(ノーロード)
2.信託報酬は年0.1696%(税込)と低コスト(注:楽天証券、SBI証券、マネックス証券のネット証券3社の場合)
3.日本円で100円から積立投資が可能。
【購入できる証券会社】
楽天証券
SBI証券
マネックス証券
REF. 楽天・バンガード・ファンド
https://www.rakuten-toushin.co.jp/beginner/special/vanguard/
REF. 楽天投信投資顧問
http://www.rakuten-toushin.co.jp/
TEL: 03-6432-7720
②「バンガード・トータル・ストック・マーケット・ETF(VTI)」を購入する方法。
(注:ETFとは金融商品取引所に上場している投資信託です。)
これは証券会社で外国株式口座を開き、海外ETFの「VTI」を購入する方法です。
そもそも日本に住みながら米国ETFを直接買えるのでしょうか?
はい、できます。
バンガード社から直接購入することはできませんが、VTIの場合は米国ETFを取り扱っている証券会社でなら購入可能です。
【特徴】
1.購入時手数料が約定代金の0.45%(最低手数料5米ドル~手数料上限20米ドル)
2.経費率は年0.04%(税込)と低コスト(注:楽天証券、SBI証券、マネックス証券のネット証券3社の場合)
2.米ドルで購入
【購入できる証券会社】
ネット証券ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券
対面証券では野村証券、あおぞら証券、みずほ証券
(2018/10/22時点バンガード社に確認)
REF. バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社
http://www.vanguardjapan.co.jp
TEL: 03-5532-4200
【ネット証券会社と大手証券会社の手数料比較】(マネックス証券サイトより参照)
出典: https://info.monex.co.jp/us-stock/guide/fee.html
・シンプルイズベスト!VTIおすすめの買い方
<yukiko>
先程のVTIの購入方法が2種がありましたが、少々、難しく説明してしまいましたね・・。
そうなんですよ・・。
2種だけしかないのにむずかしい。
信託報酬やら、為替手数料やら・・。
毎月何十万も積立できるなら、いろいろなやり方もありますが、そんなに積立できるお金に余裕なんてないですよね。
食費やら、子供の学費やら・・。
生活していくだけでいっぱいです。
めんどくさいから複雑なテクニックも使いたくない。
そんなあなたにシンプルイズベストな、VTIの買い方はコレだけです!
1.5000円でも1万円でも、確実に毎月積みたてできる金額を決める。
2.とりあえず、はじめてみちゃう。
3.「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」を買う。
投資は、全資産の何%とか、色々な概念がありますが、まずは毎月の収入から、どのくらいを投資できますか? 考えてみましょう。
特に子供がいる家庭の人にとっては、まとまったお金を捻出するのは難しいです。
しかもそれを毎月ず~っと続けていくとなると、結構大変です。
日常を切り詰めなくてはならない金額を設定すると、かえって続けられなくなりますね。
ですからまずは5000円でも1万円でも、できる金額から「とりあえず、はじめてみちゃう」でいいと思います。
やっていくうちに実感できるので、余裕がでてきたときに毎月の金額を少しずつ増やしていきましょう。
そして投資先は「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」が良いでしょう。
なんと、ノーロード(手数料無料)で日本円で買い付けができて簡単です。
VTIを直接買おうとすると、日本円を米ドルに換えてからを購入することになるので、為替手数料や現在の通貨の価格を調べないといけないので、正直めんどくさいです。
VTIの売り方【VTI実践編】
・どうしても売りたい時はどうすればいいの?
そしてどうしても大きなお金が必要になったときだけ、一部売却をする。
これがあなたの人生の金融面で豊かさをもたらします。
これ以上、現段階で賢い方法は無いと断言できます。
・iDeCoや、つみたてNISAを使えば、さらにお得
<yukiko>
これは、買う段階で口座を開設しておかなければならないですが、通常、投資信託を売却して出た利益や配当には20%の税金がかかります。
20%ってけっこうもったいない。その手数料が0円になるiDeCoや、つみたてNISAという制度を使えばいいですよ。
詳しくは下記サイトを参考にしてみて下さいね。
出典: はじめよう!つみたてNISAとiDeCoでしっかり節税生活!?(SBI証券内サイト)
https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_nisa&cat1=nisa&cat2=none&dir=info&file=nisa_info171110_01.html
私達のVTIの運用実績
・ともぞーの実績
僕のVTI運用実績というと。下記の2つです。
①楽天証券のiDeCoで「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」を毎月積立10000円
2017年から10月から開始しました。最初はこのVTIが投資先で選べなかったので、ポートフォリオの全てを手数料が最安値の投資信託「たわら ノーロード 先進国株式」に集中。
途中でVTIが投資先に選べるようになった為切り替え。
現在米国株式相場が下落中なのでダメダメですが、評価額195,494円 評価損益+1,483円です 運用利回り0.88%(2018年12月現在)
iDeCoは個人年金が目的ですから60歳まで引き出せません。
強制的に長期投資ができますね。
②SBI証券のつみたてNISAで「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」を毎月積立10000円
SBI証券のつみたてNISA口座で債券、日本株、米国株、新興国株さまざまな分野にポートフォリオを組んで、分散投資をしていました。
この記事を書くにあたってVTIの良さがあらためて実感できたので、「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」に集中投資。
そして、来年度からは、楽天証券にNISA口座を移して購入していく予定で口座変更中です。
なぜ、楽天証券に変更した理由は、楽天カードで投資信託の決済が出来るようになったからです。
毎月の積立投資に楽天ポイントがついてくるので、さらにお得ですよ。
参考にしてみて下さい。
出典:楽天カードクレジット決済で積立ができる!
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/creditcard.html
・yukikoの実績
私はこの記事冒頭のトルコリラの失敗を乗り越えるためにも、長期投資を考えるようになります。
「人生投資家チャンネル」 の中にある動画「自分年金の作り方!」を見て、VTIに投資するようになりました。
出典:自分年金の作り方!【vol.3 人生投資家Q&A】
投資は2通りを選択しました。
①楽天証券のiDeCoで「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」を毎月積立10000円
②SBI証券のNISA枠で「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」を毎日積立1000円
(毎日100円から積み立てできます。月間の営業日数はだいたい20~23日ほどになります。)
イデコとNISAの両方で積立てているのは、イデコは原則積立(掛け金)を途中で止めることができないからです。
(注:イデコは積立金を途中で停止するのに資格喪失届を提出しなくてはならず、再開の場合も改めて加入手続きが必要となり煩雑です。)
そしてイデコの場合は積立額に上限があり、年に一度しか増額・減額をすることができません。
(ちなみにイデコは証券口座からの引き落としではなく、銀行引き落としになります。)
一方NISAは積立の投入額を気軽に増減できるのでお手軽です。
今月ちょっと余裕資金があるなと思えばそれを積立に入れられます。
以上から両方で積立てることにしました。
あとは「NISA」か「つみたてNISA」かという点ですが、楽天バンガードファンドを長期間積み立てていく方法においては「つみたてNISA」の方が向いていそうです。
出典:バンガードと学ぼう!つみたてNISA編
まとめ
投資には価格変動のリスクがつきものですが、それでも長い目で見れば、現金保有よりも株式投資が有効だとおわかりいただけましたか?
なかでも、成長が期待できる米国の株式市場。
指数連動の投資信託の中でも圧倒的に手数料が安く、安定性が極めて高いのがVTI。
そして、おすすめするのは長期にわたる積立投資の方法です。
毎日、ムダに食べているお菓子やコーヒーの量を減らして節約したら、1万円なんてすぐに捻出できますよ。
この記事を読んだだけでは、実感できません。
自分の頭で考え、5000円でも、1万円でも毎月の積立を始めてみて下さい。
長期になればなるだけ利益があがります。
なので、若い人ほど早くはじめた方がいいですよ。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
【感謝】
この記事の作成には、とても参考になる意見をしてくれたり、なかなか記事作成がすすまない2人を叱咤激励してくれていた人生投資家ファンクラブのメンバーみなさんのおかげです。
ありがとうございました。
・投資初心者におすすめの動画紹介
投資初心者だったらこれだけ買っておけ!【vol.15 人生投資家Q&A】
大暴落は絶対来る。株やFX、仮想通貨に投資する際の準備と対応策とは?
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ポイントは価値が上がり続けるのか?なんですよ。
それを考えるのは自分、投資は自分の力で考えなかったら成功できないよ。