映画を見た。
すごく悲しくて感慨深い映画だった。
胸が苦しくなった。文字通り胸が 苦しくなった。
この感覚は祖母や父が亡くなった時の苦しさと一瞬だが同じ感覚だった。
家族の死と比べて同じくらいの感覚。
こんなこと言ったらおばあちゃんも親父もおこるだろうな。
今まで一番淋しいと感じたことは
家族が亡くなった瞬間よりも
夜
その家族が昨日まで生活していた我が家に戻って
その人がいない静けさを見た時だった。
思い返してみたら僕の味気ない人生史上一番の淋しさだったのかな。
この淋しさに似た感覚だったのが気になった。
人の悲しみや淋しいという感情は
今までに自分が感じた心のふり幅を基準に動くのではないか?
何が言いたいかというと、
僕よりも深い悲しみを感じた人は、その映画を観たとき(悲しみのスイッチが入った時)もっと深い悲しみを味わうのではないか。
僕がまだ今より浅い悲しみしか体験したことがない頃は、浅い悲しみでしかないのではないか?というものだ。
その感情の深浅や質は今までの体験の幅の端っこに引っ張られてくるというか、その感情が呼び起こされるというか。
僕の真ん中は悲しみでできているとさえ思う。
これは人よりも多くの、そして大きな悲しい思いをしたということではなく、
その真ん中に悲しみのがあるから、喜びや楽しさがあるのではないかと。
その悲しみがあるからもっと楽しい人生を望むのではないか。
(ピーナッツでいうとかたい殻を剥いて出てくるあの丸い食べれるところ。あっ、それ悲しみね!)
久々に素敵な映画に触れて
今日はそんな淋しさとしみじみ感がボクをそんな思考にさせた。
この記事を書いた人

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38歳広島県美容師店長ロバ顔。
人と比べてばかりの平凡な20代30代を過ごしてきた。20年間美容師として1000人以上と近距離で接してきていろいろな個性を目の当たりにして自分らしく生きるとは何か、そして自分らしく生きることへの憧れを持つようになった。ポンコツな僕でも自分なりの自由で納得した生き方ができるのではないか?エデンさんからそのエッセンスを学びながら憧れを目指し日々奮闘している。
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