年功序列はもう古い!?崩壊した制度との向き合い方

 

実力や結果で評価して欲しいけど、長く勤めている程役職がついていく年功序列制度って実際のところどうなの?


 

こんな疑問にお答えします。

 

  本記事の内容

  • 年功序列制度の実態とは
  • 個人の能力を発揮するには?
  • 人それぞれ役割が違うもの

 

読者さんへの前置きメッセージ

 

会社に長く勤めている人が順番に上に上がっていく年功序列制度。

今では完全に時代遅れだと思いますが、大きな会社になるほど根強く残っています。

サラリーマンとして勤めていく上で出世競争は避けて通れませんが、年功序列システムって実際のところどうなの?

今回は僕自身が疑問に感じた事を書いていきます。

年功序列の実態も分かると思いますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

 

年功序列の実態

 

今でこそ実力主義、成果主義と言われ、年齢に関係なく実力がある人がどんどん上に立つようになってきています。

しかしそんな会社はベンチャー企業や一部の会社であり、世の中まだまだ年功序列制度が根強いでしょう。

実力主義にもメリットデメリットはありますし、一概にどちらが良いという事はありませんが、年功序列制度も謎だよなあと感じていました。

仕事が特別できなくても、年齢を重ねたら自然と上にあがっていけちゃうわけですから。

むしろ上にあがっていく為の条件としては、「上司に気に入られるかどうか」次第というわけです。

自分を査定するのは上司な訳ですから、上司に気に入れられさえすれば枠から外されることはなくなるのです(もちろん最低限の事はできないといけませんが)

そうなると働く事のモチベーションが”良い仕事をしよう”から”いかに上司に気にいられる様に仕事をするか”にシフトしてしまうんですよね。

上に気に入られる為に仕事をし、本来の目的を忘れてしまうのはありがちなことです。

有無を言わさず結果を出し続け、なんと思われようが実力で示していく人もいるでしょうがそんな人は稀ですし、周りから腫れ物扱いされて居心地が悪くなってしまうでしょう。(そういう人は実力主義の会社に入った方が断然能力を発揮できるはずです)

しかし多くの人は上司に怒鳴られたら嫌ですし、なるべく怒られない様にそつなく仕事をこなす方向を目指すのではないでしょうか。

僕はリーダーシップを発揮するのは苦手なので、淡々と仕事をこなしていくタイプです。

それもあってか割と上司には気に入られていたみたいです。

別に気に入られよう!と思っていたわけでは全くないのですが、あまり文句を言う事もなかったので上からしたら扱いやすかったのでしょう(なに)

そうなると、必然的に年齢を重ねたら役職が上がるようになります。

といっても同世代も多かったので一気に駆け抜ける感じではありませんが、役職が上がっていく事に全く興味がなかったので、これはこれで正直困ってしまうんですよね。

期待されてる感を感じてしまうと気が重くなりますし、「いや、そんな大層なものじゃないですから…」と心の中でいつも思っていました。

リーダーシップが得意でみんなを引っ張っていくのがうまい人、上に立つべき人はもっと他にいるやんけ!と純粋に思ってしまうのです。

個々の能力を発揮するよりも、潰してしまう方向にいってしまうのも年功序列の良くないところだなと感じます。

人それぞれ得意な事、苦手な事って絶対あるじゃないですか。

そこに着目せず、上司のさじ加減一つで役割を決められてしまうのは会社にとっても個人にとってもマイナスでしかないですよね。

会社で働く時に求められるのはカリスマ性ではなく協調性であって、組織の中で強い個性を発揮するのは煙たがられてしまうのです。

そもそも今の時代って上にあがりたい!と野心に燃えてる若者は少数で、ほとんどの人は逆に中間管理職になりたくないと思っています。

それは上司の忙しさや板挟みにあってる現実を見ているからであり、その先に夢や希望も感じられないからでしょう。

ライフワークバランスとよく言われますが、プライベートの時間を大切にする人が多くなっているのが実情です。

勤続年数や年齢で評価されてしまう為、仕事が出来なくてただ居座っているだけでも役職がついている無能な上司はどこにでもいますよね。

そんな人の下で働きたくないですし、正しいと思う意見を言っても通らなければ仕事に対するモチベーションは下がる一方です。

働く事の目的が変わってしまう、個々人の能力を発揮できない、仕事のモチベーションが下がってしまう

上記に挙げた理由から、年功序列制度は良いシステムとは言えないよなーとあらためて感じたのでした。

入ってから後悔する前に、入社する前には事前にしっかりとリサーチしておきましょう。

実力主義か年功序列主義なのか、自分に合った会社を選ぶのが最善です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

この記事を書いた人

なお
なお
周囲の視線を感じると赤面して変な汗をかいてしまうほどの自意識過剰男。骨吉とあだ名をつけられいじめられていた過去があるが、筋トレを継続してたらいつの間にか自分の事を好きになる。筋肉ムキムキより自分スキスキになれる様に生きていくのがモットー。

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