転職を考えたら絶対出てくる「不安」への対処法

 

退職しようと決意してから辞めるまでに生じる弊害を乗り超えるにはどうすればいいのだろうか


 

こんな疑問にお答えします。

 

  本記事の内容

  • いざ辞めようとした時に出てくる弊害を知る
  • 一つ一つ冷静に対処していく
  • 不安な感情を前向きに転換させる考え方

 

読者さんへの前置きメッセージ

 

 

「会社を辞める決意はした、後は辞めるだけ」でも、実際退職しようとするとなかなか動き出す事ができない。

色々な感情や弊害を気にして行動に移せずモヤモヤを抱えた状態で過ごしてしまう。

辞めると決意してからこんな状態に陥ってしまう事は珍しくありません。

一つ一つ弊害を乗り越えて、スッキリと退職できる様に、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

そもそも何が弊害になってしまうのか?まずはこれらを洗い出してみます。

・世間体が気になってしまう
・収入が確保できるか不安
・環境を変えるのが怖い
・自分が辞めたら周りに迷惑をかけてしまうのではないか?罪悪感を感じてしまう

ざっと以上の様な理由が出てきました。

これは僕が退職を決意した時も真っ先に出てきたものです。

一つずつ冷静に見ていきましょう。

 

・世間体が気になってしまう

 

 

職を失う事で、周囲から厳しい目で見られるのではないか?

視線を気にしてしまう余り動けなくなってしまう状態ですね。

今でも親世代には根強く終身雇用は信じられていますし、会社を辞めようとすると「もう少し頑張ってみなさい」と諭されることがほとんどかと思います。

ですが、よくよく考えてみて下さい。

世間体と気にしている目というのは全て他人が言っていることです。

確かに周囲にどう思われるかはとても気になりますし、僕もどうしても意識してしまう部分です。

でも、他人の目を気にしていたら一生動くことなく終わってしまうのです。

あなたが辞めようと決意したなら、誰に何と言われようが辞めるべきなんです。

「あいつは仕事を辞めただらしない奴だ!」例えそんな事を言われたとして別にいいじゃないですか。

人間関係はまた変わるわけですし、そんな事を言う人と今後付き合わなくて済むのですから。

逆に「もうちょっと頑張ってみたら?」こう言われて自身の決意が揺らぐようだったらもう一度考え直してみるのがいいと思います。

もしかしたら、まだ辞めるべきタイミングではないのかもしれません。

自分の人生の舵を取っていく為にも、世間には言いたい事を言わせて自ら決めた道を自信を持って進んでいきましょう!

 

・収入が確保できるか不安

 

 

転職したり新しい事を始めた場合に今以上の収入を確保できるだろうか?

非常に気になるところだと思います。

まず、辞めると決めてからは転職先をしっかり見つける行動を取る事をオススメします。

先に何もない状態で辞めるのはさすがに不安になりますし、転職先を見つけてから辞めることで収入面のリスクを抑えられます。

そんな時間はない!とにかく今すぐ辞めたいんだ!

こう想う気持ちが強ければ後先考えずに辞めてしまうのも一つの手です。

次の職場が見つかるまでは最悪バイトをして食いつなげればいいだけですし、日本に居て食べるのに困る状況になるなんてあり得ないわけですから。

僕なんかは辞めてからの収入は特に考えずに辞める決意をしました。

ただ、何をやっていくかの方向性は持って辞めました。

辞めてからは自分の力をつける期間だと考えて、しばらく収入がなくてもいいと思ってましたし、バイトすれば生きていけるだろうと割と楽天的な考えを持っていました。(もちろん結婚してたり家族を養わなければいけない環境化では難しいと思いますが…)

一番安心なのはやはり転職先をしっかり決めてから辞めることです。

勤めている間に密かに転職活動を始めて今より良い条件、入りたいと思える会社を調べて動いていきましょう!

次が決まれば収入面の不安は解消されます。

 

・環境を変えるのが怖い

 

 

人間には恒常性維持機能というものが備わっています。

現状維持したい、という本能みたいなものですね。

原始時代では一気に大きく変わって環境に適応できなくなると死が直結していた為、本能として今も受け継がれているのです。

これが現代では行動をする時の足かせになってしまいます。

自然災害や大きな病気、事故に遭遇しない限りなかなか死ぬ事はない時代です。

むしろ変化が激しい現代においては自分自身が変わっていけなければ適応できなくなってしまいます。

なので環境が変わるのを怖いと思ってしまうのは当たり前の話で、誰もが感じてしまうものなのです。

逆に考えれば、環境を変える事は大きなチャンスにもなります。

環境が変われば付き合う人も変わります。

成功するためには付き合う人を変えて、仕事を変えて、住む場所を変えるのが重要と言われますが、今の仕事を辞めて違う環境にいくことは同時に2つの条件を一度に満たしてしまえるのです。(ついでに住む場所も変えてみるのも面白いかもしれません笑)

新しい環境に飛び込むには確かに怖いですし、勇気も必要です。

でもそれ以上に大きなチャンスが眠っている。

こう考えると行ってみようかな、と思えるのではないでしょうか。

ワンピースのルフィが「俺は海賊王になる!」と言いながら同じ島に留まっていたらどうなるでしょう?何のイベントも起きないし、仲間も増えていきませんよね。笑

海賊王になりたければ、違う環境、新しい島にどんどん飛び込んでいかなければならないというわけです。

ワンピースの様に何回も飛び込む必要はありません。

まずは1回飛び込んでみることで、いつもと違った景色が見える様になりますよ。

 

・自分が辞めたら周りに迷惑をかけてしまうのではないか?罪悪感を感じる

 

 

これは僕も物凄く感じてしまいました。

15年も勤めていたので、割と与えられる仕事のウエイトも大きく自分が抜けたら周りの人に迷惑がかかるのではないか?

気になってしょうがありませんでした。

ただ、結論から言うと大丈夫です。

何が大丈夫かというと、会社は社員が一人抜けたらしっかりとその穴を埋めます。

一人抜けたくらいで崩れるようではそもそも組織として成り立ちませんし、自分が重要な仕事をしていると思っていても数ヶ月も経てばあっさりと会社は回っているものなのです。

悲しいかなそんなもので、歯車の一部だったと思い知らされる瞬間です。

それに辞めた直後は必ず迷惑はかかってしまうものです。

今までいた人材が抜けてしまうわけですから、周囲の負担は増えるわけで大小あれど迷惑はかかってしまいます。

そこは割り切って、引き継ぎをきちんと行うようにしましょう。

誰が見ても理解できる様な引き継ぎができていれば、文句を言われる筋合いはありません。

迷惑をかけない様にかけない様に…そう考え、周囲に気を使いすぎると他人の人生を生きることになります。

そうならない様に、迷惑はかけてしまうものだと割り切ってやるべき事をやっていきましょう!

いかがだったでしょうか?

今回は会社を辞めるにあたって出てくる弊害を書き出して整理してみました。少なからずあなたに当てはまった項目もあると思います。

ぜひ、ご自身の状況に合わせて考えてみて下さいね。

少しでも参考になったなら嬉しいです。

ありがとうございました。

 

この記事を書いた人

なお
なお
周囲の視線を感じると赤面して変な汗をかいてしまうほどの自意識過剰男。骨吉とあだ名をつけられいじめられていた過去があるが、筋トレを継続してたらいつの間にか自分の事を好きになる。筋肉ムキムキより自分スキスキになれる様に生きていくのがモットー。

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