【母親に一刻も早く死んでもらいたい】

 

 

数年前、僕がアルバイトをしていた時の話です。

 

そのバイト先にある50代の男性の上司がいました。

 

その方は前職がパチンコ業界だったんですが、そこから僕がアルバイトをしていた職場に正社員として転職し、その時は次長という方がきがついていました。

 

すごく仕事熱心。

 

僕に対して厳しくも一生懸命指導してくれる人だったので尊敬もしてました。

 

休憩中には気さくに話しかけてくれて雑談をしたり、僕もその人にはなんでも相談するような間柄でした。

 

そんな上司と休憩が被り、いつものように何気なく給料の話をしていました。

 

かなりのブラック企業だったのでその時の僕の給料は12時間以上、週5から6日働いて1ヶ月約20万円。

 

これでもかなり低い方だと思っていたんですが、その上司は17時間を週6から7日働いて1ヶ月24万円程度しかもらっていなかったんです。

 

その現実には驚いたと同時に、この場所に居続けても先が見えてるからなるべく早くやめようと僕は思いました。

 

しかし、そんな話が吹き飛ぶくらいの衝撃的な言葉が上司の口から飛び出してきました。

 

「俺、母親に早く死んでもらいたいんだよね〜。」

 

一瞬耳を疑いました。

 

「老後にかかってくる金を計算したら結構かかんのよ。だから母親に早く死んでもらってそしたら保険金が1000万入ってくるから。その金と年金で70から老人ホーム入って、あとは死ぬまでのんびり暮そうと思ってんのよ。」

 

僕は信じられませんでした。

 

自分が老後に安心して老人ホームで暮らしたいからという理由で、大変な思いをして産んで、何十年も育ててくれた母親に早く死んでもらいたいと。

 

狂ってますよ。

 

働きすぎやお金の心配によって自分の心に余裕が持てなくなると、人はこんな薄情なことまで考えてしまうようになるのかと。

 

こんなに平然と残酷なことを考えてしまうようになるのかと。

 

怒りと悲しい気持ちでいっぱいになりました

 

。。。

 

この上司の話から僕は人間にとって何よりも重要なものは『心の余裕』だと学びました。

 

そして労働環境とお金の問題が人間の『心の余裕』を奪う最大の要因だということも学びました。

 

だって、たった1000万ですよ。

 

心に余裕がなければ母親の命が1000万円より安くなってしまうんですよ。

 

僕はそんな【母親の命をお金で換算して早く死んでもらうことを望む人間】はこの地球上に存在して欲しくありません。

 

だからALCを通して労働収入から抜け出してお金にも困ることのない本当に『心の余裕』のある人を一人でも増やしたいという想いでやっています。

 

さすがにこれを読んでくださってるあなたは、先ほどお話しした上司のような考えにはなっていないと思います。

 

でも、労働環境とお金の問題によっては、いつか上司と同じように、

 

【母親の命をお金で換算して早く死んでもらうことを望む人間】

 

になってしまう可能性は0ではありません。

 

あなたはそんな人間になりたいですか?

 

それとも時間にもお金にも心にも余裕があって、周りの人にその溢れた分の幸せを分けてあげられる人間になりたいですか?

 

どちらの人生を歩むかはあなた次第です。

 

冒頭でお伝えした通り、複利の仕組み化をして労働収入から抜け出し、理想の人生を手に入れるのは本当にこれが最後のチャンスになります。

 

時間は残りわずかですが、最後に自分の素直な心と向き合って、後悔のない決断をしてください。

 

 

最後のチャンスを掴みにいく